【ぼくの書籍紹介】瞳のフォトグラフ3巻 写真に込めた想いが胸打つストーリー!

こんばんは、すろうです。


土日で「アイマス2」の制作発表を記事にさせていただきましたが、
今回は、そのアイマスが大好きなことで有名な漫画ユニット、
GUNP(杜講一郎さん×さくらあかみさん)の漫画作品を
ご紹介しようと思います。



瞳のフォトグラフ3巻は、じつは先月発売した単行本です…。
7月頭まで、やたらゲーム関係の情報が
連続しましたからね…スイマセン。


さて、その瞳のフォトグラフは、「女子校写真部」という、
最近の漫画作品には珍しい舞台で、カメラを通じた出会いや、
写真から伝わる想いをテーマに描かれる作品です。


女子校が舞台なので、登場キャラは当然女の子が多いですが、
昨今の、やたら女子キャラ同士がキャッキャしているだけの作品と違い、


たとえば、こんな魅せ方で、
1話1話に必ず印象的なテーマがあるので、
しっかりストーリーにも注目していけます。


主人公はこのコ、相原ハルカ。
趣味でつけていたブログに載せる写真を撮ろうとしていたところを、
写真部の久家イヅミや、部長の京シオリに出会ったことで
写真部に入部した経緯を持っています。


カメラの扱いはまだまだ勉強中ですが、
被写体によってレンズを使い分けることをシオリに教わると、
「レンズの数だけ世界がある」
など、自身の潜在的な表現力を垣間見せるシーン(2巻より)もあり、
ハルカがどんな写真を撮っていくのか、今後も注目です。


瞳のフォトグラフ」は、登場機器が全て実機(実在するカメラ)
であることも特徴的で、漫画ファンだけでなく、
カメラファンからも注目を集めているようです。

ちなみに、ハルカの愛機は「CANON EOS KissX2」


今回のお話は、2巻の続きから。


まずは、2巻でユズハという少女を追いかけていた春日アマネが、
ハルカにカメラの撮影モードについていろいろ教えるエピソード。
…まるで、読者にもカメラの扱いを教えてくれているような
演出がニクイです(笑)。


しかも、このエピソードの最後に、アマネが写真部のOB
(先述のEOS Kissのもとの持ち主)であることが判明。
ハルカにとって、またひとり心強い先輩が増えました。


写真部のみんなでハルカのカメラ用鞄を選ぶエピソードでは、
普段はソリがあわないユカリとイヅミが、
ハルカを想って、ドキドキの急接近をしたり…!
(読んでる私ゃ、思わずニヤニヤ…!)


その結果、ハルカはキレイなデザインの鞄をゲット!
ユカリ、イヅミとの三角関係(に見える仲…♪)は深まるばかり。


しかし、微笑ましい日常もつかの間。


1巻から度々顔見せしていたこの黒服のコが、
この3巻から、なにやら物騒なコトを言い出します。
徐々にハルカに近づいていったり、
イヅミに対して何か思うところがあるような発言をしたり…。


さらに、「イケメンの影にイケメンあり」だったり(笑)。
誰よ、この眼鏡イケメン!


黒服のコの知り合いみたいですが、
この人も、写真部メンバーの誰かとのかかわりがあるのでしょうか。
イケメンだけに、気になるー!


…ほら、奥が深いでしょ? ここまでの3巻を通じて、
まだ明かされていない人物相関があるというのも、
読みごたえのポイントです。


そして、3巻の後半は、かなりシリアスな展開に。
…しかも、今までのボケっぷりが、
シリアスから一番かけ離れていた後輩・ヒナノが、
エピソードの中心に!


明かされたのは、あまりにも切ない
ヒナノ「写真を撮り続ける理由」と「今」。


…そして、ヒナノ写真部退部の危機に!?
ヒナノは前向きだけど、ハルカたちは…。


そして、写真に込めたヒナノの想いと真実を知った、
ヒナノの父(やっぱりイケメン)は…!


…このあとの展開で、私の涙腺、緩みっぱなしでしたが、
今から読む人は、是非その目で確かめてみてください!

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ちなみに、一眼レフではないですが、
私も結構値の張るカメラを持っています。


RICOHの「GX200」。
デジカメの中ではかなりの高性能で、
一眼と同じくレンズの交換によって、様々な被写体に対応できます。


この栄拳に掲載している写真も、
そのカメラで撮っていたりするのですが、
瞳のフォトグラフ」に登場する技術を参考にしたりなど(笑)、
漫画としてだけでなく、「撮影の参考書」としてもお世話になっております。


多彩なキャラクターと興味が深まるカメラ技術、
誰にでもおすすめできる一冊です。



…ああっと、最後に恒例の「私の好きなキャラ」を!


私が好きなのは、普段の無表情からは想像できないほど、
ハルカの前ではドキドキ状態になっちゃうイヅミさんと、
周囲に振り回されっぱなしだけど、
意外と言ってることが的を得ているユカリさんです。


イヅミは「見てニヤニヤ」、
ユカリは「友だちになれそう」なイメージですね。


…では!