【ぼくの書籍紹介】漫画「武蔵野線の姉妹」2巻! 相変わらず黒いなぁ〜っ!

こんばんは、すろうです。


本日3回目の更新は(更新しすぎ)、
先月発売の漫画「武蔵野線の姉妹」2巻の紹介です。


…発売日の前後に紹介しようと思っていたんですけど、
大ピンチな仕事が5件くらい重なっちゃったんですもの…!
おかげで、1話完結型のコメディ作品なのに、ようやくの読了となりました…。


武蔵野線の姉妹は、某県N座市に住むセレブニートな姉妹が、
日々いろんなコトをしながら、社会に毒づく辛口コメディ。


メイドカフェ勤務のしっかり者の社会人一年生、
ひかる(下段右。通称パンドラ。何故パンドラと呼ばれているのかは不明)
に対して、ノーパソが必需品のネット依存症っ娘である、
ひかるの姉の蘭子(上段。通称ラン)の「イタさ」は、
どの作品にも無い、読者必見の異彩を放っています。


また、1巻ではライバルっぽい立ち位置だった
由良(ゆら。下段中央のツインテールの娘)も、
2巻からは姉妹のいいケンカ友だちのような存在に。
…風邪をひいてランに介抱されるエピソードは萌え萌えでした!


もちろん、キャラがカワイイだけじゃなく、
多々描かれるランのイタい行動や、わかる人が少なそうな細かいネタ
ちりばめられている点にも注目です。


…ランの発言がまた、けっこう
「あ〜、その気持ちわかるけど、それは口にしちゃイケナイよなぁ…」
っていう内容が多い
んですよ。
ちなみに、上記紹介写真は、バレンタインデーのチョコについてボヤくシーン。
たいがい、さびしんぼうな性格からスネてるだけなんですけどね(笑)。


作者のユキヲ先生は、
以前からブラックジョーク系の作品に定評がありましたが、
本格的な連載漫画は「武蔵野線の姉妹」が初。


日常的によく起こることを題材にするのはもちろんのこと、
ネット上で話題になっていることや、
時事的なネタまで作品に取り込んでいるあたりは、
単に美少女系作品が好きなコアユーザーに向けているだけでない
独特の「思い入れ」が感じられるので、
読み込めば読み込むほど「よく世間を見てるなぁ…」と感心します。



そして、今回いきなり笑った細かいネタといえばコレ。
1巻のラストに登場したイケメンの名前が「とうどうりゅうはく」…!?
必殺技1コしかなさそうな、負け役確定の名前でしょ!?


…ここ、ゲームとかいっぱい紹介しているサイトですが、
元ネタわかんない人のほうが多いような気が…?


他にも、ビルの屋上から飛び降りようとしていた
このいかにもイケてないメガネの人を、
ランたちが「リア充」にしてあげる
エピソードや…


…誰??
…など、意外なオチ、意外な展開の連続。
今後も、読者の虚を突くブラックジョークやオモシロキャラに
期待したいです。


…あ、あと、カバーをはがしたところの裏表紙も必見。
不覚にも5分くらい涙流して笑ってしまいました!

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では、次回の更新をお楽しみに〜。