宇宙に証を立てろ、PS4『ドラゴンボールゼノバース2』!

あけましておめでとうございます。すろうです。


昨年10月から多忙に多忙を極め、
結局『UFC2』の紹介がハンパにおわってしまいましたが、
『UFC2』は今でもプレイしていて、
個人的には、文句なしに2016年ナンバーワンの作品だったと感じています。


で、今から紹介するのが、
ダークソウル3』と並ぶ、個人的2016年ナンバーツーの作品。
そう、世界中のみんな大好き
ドラゴンボールゼノバース2
です。



※今回紹介している動画は、いずれも、
再生上の処理速度が1/30秒に低下していますが、
PS4では1/60秒単位で滑らかに動きます。※


キャラゲーかよ」とか、
ドラゴンボールのゲームって当たり外れが大きい」とか、
いろんな意見があるとおもいますが、はっきり言ってしまうと、
かゆいところに手が届かなかった大味な前作の完成度を軽く超え、
さらに、PS2の傑作『スパーキングメテオ』や、
PS3の傑作『レイジングブラスト2』と比べても、全く遜色ない完成度です。
ぶっちゃけ、ドラゴンボールゲームの中では、超大当たり。


おまけに、ここからの半年間、
追加配信によるキャラや技や衣装の追加がまだまだ控えているとか。
スピード感あふれる"ドラゴンボール攻防"に慣れてきたら、
アクションゲーマーは脳汁出まくり、うけあいです。


操作方法とか各ステージの攻略法は、
公式サイトwikiを見ればわかっちゃうので、
今回は、意外と理解されていないシステムとか、
基本的なコンボの繋ぎ方とか、
知っておけば初心者卒業&対人戦でもイイセンまでいけるような
マメ知識を書いていこうとおもいます。

                  • -

■このブログ内での、コマンド表記■
オプションで変更調整ができる操作箇所は、
「ロックオン」「下降」
「ジャンプ&上昇&バニシング(消え回避)」
「ガード」「ダッシュ」の5ツで、
その他の攻撃関連のボタン配置は変更されません。


…ので、ここでは、以下のように表記統一したいとおもいます。


「ロックオン」「下降」
…そのまま、「ロックオン」とか「下降」とか書きます。


「ジャンプ&上昇&バニッシュ(消え回避、消え追撃)」
… V (vanish=消える の頭文字です)
「ガード」… G
ダッシュ… D
「ステップ」… レバー任意の方向+D
「バニシングステップ」… レバー任意の方向+D、V
「弱攻撃」… □
「強攻撃」… △(タメ可)
「気弾攻撃」… ○
「バーストダッシュ… □+V
「バーストダッシュ裏回り」… □+V、V
「単発ふっとばし攻撃」… △+○
「ヘビースマッシュ」… 前方+□or△ 同時押し
「必殺技」… R2+各ボタン(あるいは技名)
「究極技」「覚醒技」… L2+R2+各ボタン(あるいは技名)
「全身無敵回避アクション」… L2+R2+×(あるいは技名)

                  • -

■どんなタイミングからでも必殺技が挟める『DBゼノバース2』のアクション■

戦闘中にR2ボタンを押せば、
立ち状態だろうとコンボ中だろうと必殺技に持ち込める本作。
コンボは□か△を順押しするだけでサクサク繋がるので、
自キャラの状態やコンボの繋がり具合を判断して、
任意のタイミングで必殺技に繋げられる爽快感があります。


…ここまで聞くと、
「連打ゲーじゃねぇの?」とおもう人もいるかもしれませんが、
連打ゲーじゃねぇから。
攻防のシステムが大味だった前作に比べ、
回避方法のバリエーションや、相手のスキをつく技が増えたことで、
よりアクションに戦略性が増しています。


…アクションの簡単さと攻防のバリエーションの多さは、
PS2の『スパーキングメテオ』に近い手応えがあるほどで、
うかつに弱攻撃を連打しようものなら、
全身無敵時間や距離が長い「ステップ(Lレバー+D)」や
気力ゲージ消費で五分の状態に戻せる「バニシング回避(V)」で
あっさり回避されるし、究極技をぶっぱなしているだけだと、
「バーストダッシュ裏回り(□+V、V)」で、すぐにピヨらされてボコボコにされます。


要は、ここ数年=前作『ゼノバース1』までのドラゴンボールゲームに横行していた
「高威力光線技でゴリ押し」って戦法は、本作では通用しない、ってことです。

                  • -

■システムを理解しよう■
「これを知っておけば有利になるよ」ってシステムを、ざっとまとめます。


●攻撃 コンボについて
自キャラ含め、どのキャラもコンボのルートは共通しています。
以下が基本的なルートになりますが、
攻撃が繋がる回数はキャラによって若干増減します。
また、持ちキャラのコンボの締めが
「下に叩きつける」のか、「後方にふっとばす」のかを覚えておくと
その後、どの必殺技が繋がりやすいのかが理解しやすくなります。


●攻撃 コンボの基本的なルート
□、□、□、□、□、□、□(□、□ or□、△ or△、△)
△、△、△、△、△
△、□、△、□、(△or□)
□×1〜4、△、△、△、△、△
□、□、□、□、□、△、△、△、△、△
□、□、□、□、□、□、△、□、(△or□)

※いずれも、1ボタンで複数発の攻撃モーションになる
箇所のあるキャラもいるので注意※


で、こちらは、悟空のコンボルートを上記の順に試してみた動画。
悟空の「□×7」ルートや、「△、□、△、□、△」は、
なつかしのメテオスマッシュを彷彿とさせる華麗な動きの、
叩きつけフィニッシュの通常コンボ。
さすが主人公、使い勝手や他の技への繋ぎやすさも抜群です。


●攻撃マメ知識 コンボ後半の攻撃ほど、高威力だがスキが大きくなる
コンボ後半になると、ほとんどのキャラが
「複数発の技を出す」「相手を追いかけるモーション」
「大振りな叩きつけ技、ふっとばし技」
というような、高威力だけどスキが大きい技を繰り出します。


つまり、コンボが最後まで繋がれば大ダメージになりますが、
コンボが繋がれば繋がるほど、
途中で回避された場合のリスクが大きくなります。
…なので、不用意に□や△を連打するのは危険です。


デキるZ戦士になるには、
気力ゲージの多い相手にコンボを繋げようとせず、
コンボの途中で「単発ふっとばし攻撃(△+○)」や
「気弾攻撃(○)」や「バーストダッシュ(□+V)」などの
スキの小さい技を挟んで、チマチマ体力を削ったり、
相手の「バニッシュ回避(V)」のムダ打ちを誘ったりするのが理想。


コンボ序盤の攻撃を「バニッシュ回避」した相手に対しては、
「後方攻撃(自キャラ後方+□)」が余裕で間に合うので、
引き続きコンボを継続してもいいし、
コンボの途中でVボタンを押せば、
気力ゲージを1消費するリスクがあるけれど
コンボを中断して相手のサイドに回りこめるので、
これをフェイントに使うのもいいでしょう。


●攻撃マメ知識 コンボから必殺技を繋ぐ
本作のコンボのほとんどは、
締めの技が「下に叩きつける」か「後方にふっとばす」もの。
ただし、前作や、これまでのドラゴンボールゲームほど
やられ側のスキは大きくなく、
地面に叩きつけられても後方にふっとばされても、
レバガチャ&ボタン連打で、すぐ受け身をとられてしまいます。


コンボ後、叩きつけたり後方にふっとんだりしている相手に
確実に追撃を行うには、
コンボ終了技の直後に「バニッシュ(V)」を使って、
相手の近くに移動する必要があります。


攻撃中のバニッシュは気力ゲージを1消費するので、
「よりコンボの威力を高めるためには、
気力ゲージを最低1ツは温存しておきたい」…と、覚えておきましょう。


また、必殺技の性能も多種多様で、
光線技なら、
かめはめ波」のように「タメることができても発生が遅いもの」、
ギャリック砲」や「魔閃光」のように
「威力は低いが弾速が速く、バニッシュしなくてもコンボの締め技から繋がるもの」等、
打撃技なら、
「メテオブロー」のように「叩きつけ技の後にバニッシュして繋げやすい技」、
「超乱舞」のように「後方ふっとばしの後にバニッシュして繋げやすい技」等、
どんなコンボに組み込みやすい技なのかを、
状況やキャラによって見極める必要もあります。


こちらは、繋ぎやすさ抜群の優良必殺技「メテオブロー」が使用できる
「トレーニングスーツ2」のベジータを使用したコンボ例。
□×6、△、□、△、V、メテオブロー、Dで相手方向にダッシュ、□×7、○連打。
「メテオブロー」ヒット後は、すぐダッシュで追撃できるので、
気力消費を気にしないでいい優良技です。


●防御 ガード厳禁。相手の□や△の空振りを誘おう
この作品は、一度相手のコンボをくらうと、
気力ゲージを2消費する「バニッシュ(V)」や
同じく気力ゲージを3消費する「全身無敵回避アクション(L2+R2+×)」
でしか、戦局が打開しづらくなるため、
なるべく気力ゲージを温存することが防御戦術の要になります。


また、「ガード(G)」は正面からの攻撃しか防げないため、
360方位戦闘となる本作には不向き。
しかも、ガードは続ければ続けるほど気力ゲージを削られていくので、
ぶっちゃけ、ガードは、本作では死に行為です。


通常攻撃の当たり判定の発生時間が短く、
かつ、通常攻撃後のスキが若干長めに設定されている本作では、
「通常攻撃の後出し」が非常に有利。
防御の理想は、気力ゲージを消費せず、かつ全身無敵時間が長い
「ステップ(Lレバー任意方向+D)」で距離を図りつつ、
相手の□や△の出かかりを空振りさせて反撃することです。


●防御 それでも相手のコンボをくらっちゃったら…
通常攻撃の初段を一発でもくらっちゃうと、
ズルズルとコンボをくらい続けることになるので、
気力ゲージがあるのであれば、
なるべく「バニッシュ回避(V)」で五分の状態に戻したいところ。
でも、焦りは厳禁!
先述の通り、コンボの1〜3発目あたりは発生のスキが大きくないので、
うかつにバニッシュしようものなら、
先読みされて「後方攻撃(後方+□)」でコンボを継続されてしまいます。


さらに、うまいことバニッシュ回避が成功して
相手が後方攻撃を出してこなかったとしても、すぐに手を出すのは迂闊。
相手がデキるZ戦士だった場合は、
それすらも読んでステップでこちらの攻撃をスカらせてくるので、
バニッシュ回避が決まったら、ひとまずこちらも
「横ステップ(レバー横方向+D)」か
「後方ステップ(レバー後方+D)」で距離を置いてから、
□や△を押すのが安全。


バニッシュに成功しても、
必ずしもこちらが有利になるわけではなく、状況は五分。
…それだけは頭に叩きこんでおきたいところです。


●防御マメ知識 「究極技」の発動を潰す唯一の方法
作中一番の威力を誇る「究極技」は、
発動までの動作が長く、コンボに組み込むことは非常に難しいものの、
発動直後は全身無敵であり、
しかも弾速が速く当たり判定の大きい光線を繰り出すものがほとんどなので、
一度発動されてしまうと防御は困難。


しかも、くらった側は、
気力ゲージを3消費する「全身無敵回避アクション(L2+R2+×)」でしか
途中回避ができないので、こちらの気力が少ない状態で
究極技を発動されると大きなピンチに。


…ですが、そんな究極技を唯一、発動前に潰す方法があります。
それが、気力ゲージを若干だけ消費する
「バーストダッシュ裏回り(□+V、V)」。
究極技発動中の相手に「バーストダッシュ裏回り」を当てると、
究極技の発動を潰せて、しかも相手の気力を0にできます。


こちらが、究極技に「バーストダッシュ裏回り」を当てて、
形勢逆転するまでを紹介した動画。
究極技を乱発するようなしょっぱいZ戦士に、
手痛い一撃をくらわせてやりましょう。これで究極技は怖くありません。


●マメ知識 相手の気力を削る攻撃 4種
・どんな攻撃でもいいので、相手にガードさせる。
・「ジャストガード(相手の打撃攻撃にタイミングよくG)」を成功させる。
・「ヘビースマッシュ(前方+□or△ 同時押し)」を当てる。
・「バーストダッシュ裏回り(□+V、V)」を当てる。
※究極技発動中の相手に当てた場合は、一気に気力0にできる※


●まとめ 要は「相手の気力ゲージを減らして、コンボや必殺技を当てるゲーム」
・防御の要は「気力ゲージ」。
・気力ゲージがあれば、相手の技をくらっても五分の状態に戻せる。
・「バニッシュ回避」は気力ゲージを2消費。
・「全身無敵回避アクション」は気力ゲージを3消費。
・つまり、気力ゲージが少ないと、コンボを防ぐ手段がなくなる。
・しかも、気力を0にすれば「ブレイク状態=ピヨる」になり、コンボ決め放題。


=「相手の気力ゲージを0〜1の状態にすれば、コンボが繋がる」!
…本作って、そんな駆け引きが楽しめるゲームなのです。


●…と、紹介したアクションをいろいろ盛りこんで対戦している例


悟空VSトランクス。
もちろんアクションも見てほしいのですが、
「ステップで距離を図る」、
「攻撃側はコンボ継続、くらい側は気力ある限りバニッシュ回避」、
「コンボが繋がったら、バニッシュ追撃で相手の近くで必殺技」
…ここらへんを気にしながら見ると、より面白く感じられるかとおもいます。

                  • -

ストーリー後半や高ランクのパラレルクエスト、
対人戦に苦戦しているZ戦士のみなさん、参考になりましたでしょうか?


これらの細かいスキルを練習したい場合は、
「対戦受付(オフライン)」ってところにある「トレーニング」の項目で、
いろいろ試してみましょう。
相手CPUの行動パターンも選べるので、
回避やコンボの繋げ方を存分に試して華麗に戦うZ戦士になり、
一緒に本作を盛り上げていきましょう。


…さぁ、ドラゴンボールファンのみなさん、
『スパーキングメテオ』や『レイジングブラスト2』で
遊び続けないといけない日々は終わりを告げました。
PS2PS3は、もう、押し入れにしまってもいいんですよ…?


では、今日はこのへんで!